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昨年9月にNew Yorkで保育園から高校までの一貫校「Avenues」が開校した。

1928年に合衆国最高裁判所なども手がけた建築家Cass Gilbertが設計した歴史的建築物に入る校舎で、生徒たちはiPad片手にRobot工学を学んだり、中国語やSpanish語などの集中講義を受講している。

 開校前から注目され、第一期生は725人。

Aenues は寮が完備されたBoarding Schoolではないが、学費は年間 41,650 dollar(約420万円)と一般の私立校より倍ほど高い。

しかし、New Yorkのど真ん中Manhattanにありながら運動のためのSpaceは十分に確保されている。

 同校のCEOは出版で財を為したChris Whittle氏。

「学校は企業のように運営されるべきであり、教育は商品のようにみなされるべきだ」、「生徒の成績を上げることと利益を挙げることは両立する」というChris Whittleの考えに基づき、営利目的の学校としてAenuesが設立された。

 勉学に関して将来役に立つ内容、必要性を重視し、特に中国語には力を入れている。

 教育方針としては「国境を越えた環境でも自信を持ち、強靱な精神力と健康な身体を備えた生徒を育てる」をMottoに、Global展開を目指しており、すでに2校目は北京に開校する予定。

その後はLondon、 Sao Paulo、 Mumbai、Hong Kong、Singaporeなど世界各地に開校する計画で、小学校高学年以上の生徒は1年のうち何ヶ月かは自国以外の分校でも学べるようになるなど今後の展望も明確に示されている。

 今のところ東京校開校の予定はまだない、とのこと。


AvenuesはBoarding Schoolではない為、日本人の場合は両親がNew Yorkに移住しなければこの学校には入学出来ない。しかし、移住してでも入学させたい魅力がある学校だということだ。

 

 

 

   
   
   
   
   
   
   

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